自分がどうしたいかわからない…自分の感情がわからない原因と取り戻す方法
「自分が本当はどうしたいのかわからない」
「喜怒哀楽の感情が薄れてしまった気がする」
「自分が疲れているのか、何も感じていないのかすらわからない」
「何もしたくないという無気力感があり、何かあっても『まぁいいや』『もういいや』と諦めてしまう」
「何を食べたいか、休日に何をしたいか聞かれても本当に思い浮かばない」
このような悩みを抱え、ネットで検索して解決策を探している方は非常に多くいらっしゃいます。
自分の感情がわからないという状態は、決してあなたが冷たい人間になったからではありません。その根本的な原因の多くは、「相手に合わせすぎたことによる感情の麻痺」や「心の防衛反応」にあります。
本記事では、自分の感情がわからなくなるメカニズムと、失われた自分軸を取り戻すための方法を論理的に解説します。
相手に合わせてしまう時の「感情・行動あるある」
日々の生活の中で、以下のような行動をとっていませんか。当てはまる数が多いほど、自分の感情を無意識に抑え込んでいる可能性があります。
- レストランでメニューを決めるとき、相手が選びそうなものや無難なものを選んでしまう
- 自分の意見を言いそうになっても「波風を立てるくらいなら」と飲み込んでしまう
- 相手が少しでも不機嫌になると、自分が何か悪いことをしたのではないかと焦る
- 断ることが極端に苦手で、予定や仕事を抱え込みすぎて後からどっと疲れる
- 自分がどう思うかよりも「普通はどうすべきか」「相手はどうしてほしいか」を常に探している
なぜ自分の気持ちを犠牲にして相手に合わせるのか?
では、なぜ自分の意見を後回しにしてまで相手に合わせてしまうのでしょうか。それにはいくつかの心理的な背景があります。
1. 嫌われることへの恐怖と自己肯定感の低さ
自分の意見を主張して否定されたり、相手の機嫌を損ねて関係がギクシャクしたりすることを極端に恐れている状態です。「自分の意見には価値がない」という認識が心の底にあるため、他人の意見を優先することが当たり前になっています。
2. 過去の環境による癖
幼少期に親の顔色を常にうかがっていたり、厳しい環境で育ったりした場合、相手に合わせることが自分を守るための唯一の処世術であったケースが多く見られます。
感情の麻痺から「無気力症候群」への進行
相手に合わせてばかりいると、心の中で「私はこれがしたい」「これは嫌だ」という感情が湧き上がっても、それを行動に出さず常に抑え込むことになります。それに加えて、過去の経験からくる「あきらめ」が感情の麻痺を加速させます。
「どうせ信じてもらえない」
「話したところでわかってもらえない、意味がない、否定される」
「言い返されるほうがしんどい」
このように、自分の気持ちを伝えても実現が無理だと学習してしまうと、考えること自体をやめてしまいます。つまり、「自分がどうしたいか」を考える習慣そのものがなくなってしまうのです。
そして、この状態が続くと「無気力症候群」と呼ばれるような、何もしたくない状態に陥ることがあります。日々の生活で心にゆとりがなく、無気力な状態があると、そもそも何かを考える力が出ず、そのまま「まぁいいや」「もういいや」と流されやすくなります。
感情が麻痺し、無気力になっているため、一見するとそのこと自体で強く困っている感覚はないかもしれません。しかし、心の奥底には「言い知れぬもやもや」や「しんどさ」がずっと居座り続けます。
この無気力や感情の麻痺は、心に「ゆとりがない」ときに起きる防衛反応でもあります。
心が疲れ切ってゆとりがないからこそ、波風を立ててエネルギーを消費するのがしんどいのです。これ以上自分が傷ついたり疲弊したりしないように、感情のスイッチをオフにして心を守っている状態と言えます。
解決策は「心にゆとりを生み、自信を持つこと」
感情の麻痺や無気力から抜け出し、「自分がどうしたいか」を取り戻すための根本的な解決策は、心にゆとりを生み、自分への自信を持つことです。
心にゆとりと自信が持てるようになれば、波風を立てる恐怖や「どうせ無理だ」というあきらめが減り、自然と自分の感情を感じる余裕が生まれてきます。
大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波・東京)では松原が担当し、自己肯定感を回復させ、自信がない状態や相手に合わせすぎてしまう性格を根本から改善するための専門的なカウンセリングを行っております。
「自分軸で生きられるようになった」「断ることへの恐怖感がなくなり、毎日が楽になった」というお声を多数いただいております。
当カウンセリングの特徴は、自信や性格といった内面的な問題の解決だけにとどまらない点です。
時間の使い方を見直したり、仕事のスキルを上げるといった具体的な行動のアプローチも行います。これは単に成果を挙げるためではなく、ストレスを減らし、心にゆとりを持つためであり、総合的な解決を図れることが強みです。
特に時間の使い方については、プライベートでの過ごし方を一緒に点検します。
「今日一日、何をしていたっけ?」と振り返るようなダラダラとした毎日から抜け出し、何をしているかを明確に思い出せるような、充実した「筋肉質な日々」を作っていくサポートも行います。
まずは、今の「何もしたくない」「言い知れぬもやもやがある」という状態のままで構いません。
無理に感情を引き出そうとしたり、否定したりすることは絶対にありませんので、安心してお話しください。ご自身のペースで心と生活にゆとりを作り、少しずつ自分らしい感覚を取り戻していきましょう。

