大切な人がうつになった時の接し方ガイド|支える側の心得と具体的なサポート

うつ病の家族を支える人のつらさのイメージ

Recently updated on 12月 7th, 2025

うつの家族・友人を支える方へ|やってはいけないこと・正しい関わり方と相談先

「どう声をかければいいのか分からない」「励ましたら逆効果になってしまった…」——支える側も消耗しやすく、不安や戸惑いを抱えがちです。まずは、本人の“しんどさ”の実像と、周囲がやりがちなNG対応、今日からできる関わり方を整理しましょう。
どんな結末でも後悔を少しでも残さないために、正しい向き合い方と小さな行動から始めていけると安心です。

目次

本人が感じている「しんどさ」の具体例

  • 思考が重くなる(決められない・考えがまとまらない・集中が続かない)
  • 強い罪悪感や自己否定(「迷惑ばかりかけている」「価値がない」)
  • 睡眠リズムの乱れ(寝付きにくい・早朝覚醒・日中の強い眠気)
  • 身体症状(頭痛・胃の不快感・食欲低下/過多・だるさ)
  • 起き上がる/外に出るなど「基本動作」すらハードルが高い

周りが“つい”やってしまい逆効果になる言動

  • 根性論・励ましの押し付け:「頑張って」「気の持ちよう」
  • 比較・正論攻め:「あの人はできている」「普通は〇〇」
  • 説得・矛盾追及:論破は安心ではなく“防衛”を引き起こす
  • 予定の詰め込み:よかれと思っての外出提案が負担に
  • 監視・チェック過多/突き放し:どちらも不信感・孤立感を強める

今日からできる「力になれる」関わり方(例文つき)

  • 気持ちを確かめ、事実を尊重する:「今はどんな感じ?無理に話さなくて大丈夫。聞けることだけでいいよ」
  • 選択肢を“並べる”伝え方:「散歩・横になる・温かい飲み物、どれが楽そう?」
  • 小さなタスク化:「朝は顔を洗うだけでOK/仕事は上長に一言だけ連絡」
  • 生活リズムの土台づくり:起床時刻・日光・軽い体動の“3点だけ”を一緒に整える
  • 医療・専門相談につなぐ:「一緒に予約画面見ようか」「オンラインでも話せるよ」
  • 危機対応:自傷のリスクを感じたら、ためらわず地域の救急・医療機関や24時間相談窓口へ

支える側も消耗します|周りが不調になるケースと予防

気づかないうちに、支える側が睡眠不足・仕事のパフォーマンス低下・孤立感に陥ることがあります。
“自分も一度カウンセリングで対処法を学ぶ”のは立派なサポート行動です。境界線の引き方、声かけの順序、危機時の動線などを短時間で整理でき、結果的に本人の回復も早まります

大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波・東京)に相談するメリット

  • 専門カウンセラーが担当:状況整理→声かけの型→生活リズムの最小セットまで具体化
  • 短期で変化を実感:数回で「今日からできる」行動が明確に(薬の是非は医療と連携しつつ、日常行動を最適化)
  • オンラインはLINE通話(顔出し不要可)で全国対応:移動負担なし、プライバシー配慮
  • 予約制・定員制で手厚い伴走:家族のみ/同席の相談も可、状況に応じて柔軟に設計
  • 実施拠点:対面は大阪(梅田・難波)・東京、オンラインは全国

まずは負担の少ない方法でご相談ください

予約はカレンダーから24時間OK。空いている日時を選び、必要事項を入力するだけで完了します。
オンラインはLINE通話(顔出し不要可)、プライバシーに配慮して実施します。

よくある質問(家族・友人の方向け)

※危機を感じる場合(自傷他害のおそれ等)は、ためらわずお住まいの地域の救急・医療機関、24時間相談窓口にご連絡ください。

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