Recently updated on 12月 17th, 2025
【全国対応】オンライン相談のご案内
顔出し不要・LINE通話での相談が可能です。
「誰にも知られたくない」「顔を合わせるのが怖い」という方もご安心ください。
大阪(梅田・難波)・東京での対面相談はもちろん、ご自宅から匿名性の高い状態で受講いただけます。
高校生の不登校・登校拒否|進路の不安と親の対応
大阪(梅田・難波)・オンライン全国対応
高校生の不登校(登校拒否)が続くと、親としては毎日が気が休まりません。
「もう疲れた」「どう接すればいいのか分からない」と感じるのは当然です。
そして高校生は、小中学生と違って “進路が現実として迫る時期” だからこそ、親子だけで抱え込むほど不安が膨らみやすい面があります。
ここでは、まず高校生の不登校が抱える現実を整理し、「親としての対応」「進路の選択肢」を具体的にまとめます。
1. 高校生の不登校(登校拒否)とは:進路と時間が大きな壁に
高校生の不登校は、気持ちの問題だけではなく、単位・欠席日数・成績・進路希望など、現実の条件が絡みやすくなります。
「このままで卒業できる?」「留年になる?」「就職や進学に響く?」という不安が、本人にも親にも強く出やすいのが特徴です。
文部科学省の調査でも、高校の不登校生徒数は約6.8万人(令和5年度)に上り、そのうち90日以上欠席するケースが約3分の2を占めています。「様子見」を続けるほど、現実的な選択肢が狭まってしまうリスクがあります。
2. 「親が疲れた」と感じる前に:高校生不登校の親のメンタルケア
多くの親御さんが、「子どもの将来が閉ざされてしまうのではないか」という恐怖と戦っています。
しかし、親御さんが倒れてしまっては元も子もありません。
- 毎朝の声かけが怖くて動悸がする
- 「このまま将来どうなるの?」が頭から離れない
- 夫婦で教育方針が割れて揉める
- 学校からの連絡があるたびに心が削られる
これらは「親が疲れた」限界のサインです。
まずは親御さんが「誰かに相談できる」環境を作り、心の余裕を取り戻すことが、実はお子様の回復への近道になります。
3. 高校生不登校の主な原因:進路・人間関係・起立性調節障害

高校生の不登校は、原因がひとつではなく、心・体・環境が複雑に絡み合っていることが多いです。
- 進路不安:大学・専門学校・就職へのプレッシャー、失敗への恐れ
- 人間関係:グループの空気、SNSでのトラブル、孤立感
- 学業・評価:勉強の遅れ、赤点、課題が終わらない焦り
- 体調・睡眠:起立性調節障害、過眠・不眠、昼夜逆転
- 自己否定:「どうせ自分なんて」「行っても意味がない」
特に「朝起きられない」などの身体症状がある場合は、怠けではなく起立性調節障害などの可能性もあります。
「気合い」で解決しようとせず、原因を整理することが大切です。
4. 親の対応で「やってはいけないこと」と「初期対応」
やってしまいがちなNG対応
- 無理に登校させる/玄関まで引っ張る
- 「甘え」「怠け」と断定して責める
- 進路の話を詰める(毎日確認、期限で追い込む)
- 他の兄弟や同級生と比較する
回復に向けた「初期対応」のポイント
- 家を「安全基地」にする:まずは責められない場所を確保する
- 会話の目的を変える:「学校どうする?」ではなく「体調どう?」と気遣う
- 生活リズムの土台:睡眠・食事・日光を整えるサポートを(強制はしない)
- 学校対応の代行:親が窓口になり、本人の心理的負担を減らす
5. 進路・留年・転校への不安解消:選択肢は一つではありません
「今の学校に戻る」ことだけを正解にしていませんか?
高校生には、今の学校以外にも多様な選択肢があります。
- 今の学校で:別室登校、保健室登校、補習での単位取得
- 転校・編入:通信制高校、定時制高校、単位制高校
- 資格取得:高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)
- その先へ:大学・専門学校への進学、就職サポート
「留年」が決まる前に動くことで、同級生と同じ時期に卒業できるルート(転校など)も残せます。
大事なのは、「本人が“詰み”だと感じないこと」。選択肢が見えるだけで、表情が変わるケースは本当に多いです。
6. 大阪ワイズカウンセリングでの支援:自立に向けた具体的ステップ
大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波・東京)では、学校に戻すことだけをゴールにせず、本人とご家族にとって現実的に良い道を一緒に設計します。
- STEP 1: 現状整理
単位、出席日数、本人の体調、親子の会話状況を整理します。 - STEP 2: 意思確認と情報提供
「どうしたいか」を焦らせずに聞き、現実的な選択肢を提示します。 - STEP 3: 環境調整
学校との連携、家庭内のルール作り、通信制等の検討を進めます。 - STEP 4: 実行とサポート
スモールステップで行動し、自信を回復させます。
不登校・児童心理など領域別の専門カウンセラー(公認心理師含む)が在籍しているため、状況に応じて最適な担当者がサポートします。
7. カウンセリング料金
お子様のみ、または親御様のみの個別相談です。
親子ご一緒、またはご家族でお越しいただき、認識のすり合わせや関係調整を行います。
※表示価格は税込です。
最後に:親子だけで抱え込まないでください
高校生の不登校は、進路が絡む分、放置してしまうほど不安が増えやすいです。
しかし、道は必ずあります。
親が倒れないこと。親子関係を壊さないこと。
そのために、必要なときは専門家に頼ってください。
(「高校生の不登校の件」と添えていただくとスムーズです)
参考にしていただければ幸いですが、高校生の場合は「単位」や「進路決定」までのタイムリミットがシビアです。
ブログを読んで自分たちだけで試行錯誤する時間が長引くと、選べる選択肢が減ってしまうリスクがあります。
情報はブログで集めつつ、現実的な進路のプランニングは早めに専門家と行いましょう。

