「もう二度としない」と決めたのに、ふとした瞬間に盗撮のことが頭をよぎる。
逮捕歴や見つかったことがある、家族や職場を思うと絶対に繰り返したくないのに、心のどこかでまだ衝動が残っている——。
盗撮は、法律上も社会的にも重大な加害行為ですが、その背景には性癖としての「強い刺激への慣れ」や、心の背景となるストレス・孤独・コンプレックスが複雑に絡み合っています。
大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波・東京)では、盗撮などの性癖についても、
「単に我慢する」のではなく、性癖が生まれた仕組みと、今の生活の状態を見直すことで根本から改善し、再発ゼロを目指すという考え方で支援しています。

盗撮がやめられない仕組み:「強い刺激に慣れた脳」と「満たされない日常」
盗撮の相談では、次のような声がよく出てきます。
- 最初は好奇心だったが、見つからなかった快感が忘れられない
- 日常生活が物足りなく、スリルを求めるようになってしまった
- 通常の性的な刺激では物足りず、「バレないギリギリ」に興奮するようになった
これは、脳が「強い刺激=快感」として学習してしまい、
一方で、今の生活や自分自身に対する満足度が低い状態が続いている、ということでもあります。
その結果、
- 普段の生活では「何となく物足りない」
- 仕事・人間関係のストレスや孤独感がたまる
- たまたま性的な刺激に触れたタイミングで、一気に盗撮の衝動が立ち上がる
という流れが“パターン化”していきます。
盗撮を「やめる努力」だけでは続かない理由

多くの方が、逮捕やトラブルの後、
- スマホを変える
- 同じ場所に行かないようにする
- 一時的に抑え込もうとする
といった「行動レベルの工夫」を試みます。
この取り組み自体は大切ですが、行動だけを抑えようとすると、ストレスと衝動がどこかで再爆発しやすいという問題があります。
背景となる、
- 自信のなさ・コンプレックス
- 仕事や生活への不満・空虚感
- 孤独や怒り、諦めの気持ち
がそのまま残っていると、
「強い刺激に逃げ込みたくなる心のクセ」自体は変わらないからです。
ワイズ式性癖改善:日常の充実度を上げて盗撮という危険な刺激を手放す
大阪ワイズカウンセリングでは、盗撮などの性癖の改善を、
“危険な刺激を奪う”のではなく、“日常の満足度を上げていく”ことで自然と手放していくプロセスとして捉えます。
イメージとしては、
- 「刺激が足りない」
→ 普段の生活が物足りない・満たされない - 「盗撮という強刺激で穴埋めしている」
→ 他の方法で満足感・自分らしさを満たせていない
という状態から、
- コンプレックスの改善
- 自分の得意・興味を活かした活動
- 人間関係や仕事での小さな成功体験
を積み重ねていき、
「わざわざリスクの大きいことをしなくても、今の生活で十分に充実している」
という感覚を増やしていきます。
すると、
「盗撮で得ていたスリルや快感」よりも、
「安全で、自分や周囲を傷つけない刺激・満足感」で満たしていけるようになります。
全8回の盗撮改善プログラムで行うことのイメージ
性癖ページでも紹介しているように、ワイズでは全8回のプログラムで根本改善と再発ゼロを目指す方針をとっています。
盗撮の場合も、次のようなステップで進めていきます。
1.盗撮に至るまでの「きっかけ」と「流れ」を整理する
- どんなタイミングで
- どんな気持ちや状況のときに
- どんな考えが浮かび
- どう行動してしまうのか
を一緒に言語化していきます。
ここでは、過去にさかのぼって原因を掘り下げるだけでなく、
「今現在のパターン」を明確にすることを重視します。
2.コンプレックス・生活の不満・孤独感にアプローチする
盗撮に限らず、性癖の背後には
- 自己肯定感の低さ
- 今の生活への満足度の低さ
- 発散や楽しみの少なさ
が重なっていることが多くあります。
そこで、
- 自分の短所・コンプレックスと向き合うワーク
- 日常で「少しマシになる」時間を増やす工夫
- ストレスをため込みにくくする考え方のトレーニング
などを、一人ひとりの状況に合わせて設計していきます。
3.「盗撮=危険で割に合わないもの」と脳に学び直させる
盗撮の性癖は、
- 「バレなければいい」
- 「一瞬だけなら大丈夫」
といった考えが染みついていることが多く、
頭ではわかっていても、感覚レベルでは「快感」として結びついています。
そのため、
- ノートなどを用いて、「やってしまった場合の現実的なリスク」を具体的に書き出す
- 犯罪被害者の側に立った想像を増やす
- 「盗撮で得る快感」と「人生全体で失うもの」を比べ直す
といった作業を通して、
脳に「これは割に合わない」「怖いものだ」と学び直させていくことも行います。
逮捕歴がある方へ:再発への不安ごと相談できるカウンセリング
すでに逮捕歴がある方は、
- 家族・職場に知られたショック
- 将来への不安
- 「自分はもう終わりだ」という思い
などを抱えながら、
「それでもまたやってしまうのでは」という恐怖と向き合っていることが少なくありません。
大阪ワイズカウンセリングでは、
「二度と繰り返さないために、今できることを一緒に整える」
というスタンスでお話を伺います。
法律的な対応は弁護士などの専門家の領域になりますが、
「なぜ自分はそこまでしてしまったのか」
「もう一度同じ状況になったときに、どう考え直せばいいのか」
といった心の部分・行動のパターンについては、カウンセリングで整理していくことができます。
無料メール相談とオンラインカウンセリング(顔出し不要・全国対応)について
ここまで読んで、
- 自分のことだと感じる
- もう一度くり返してしまいそうで怖い
- 誰にも言えず、頭の中だけでグルグルしている
そんな方は、いきなり継続コースを決める必要はありません。
大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波・東京)では、
- セックス依存・性癖に関する匿名OK・所要3分の無料メール相談(問診票)
- LINE通話(顔出し不要)によるオンラインカウンセリングで全国対応
をご用意しています。
初回は原因、改善するために何をするとよいかも過去の相談事例を交えて説明します。
一人で抱え込んできたものを理屈で理解できると1回のご相談でも一気に楽になります。
「盗撮をやめたい」「再発させたくない」という気持ちがある時点で、
すでに回復へのスタートラインには立てています。
一人で抱え込むよりも、
**「なぜそうなったのか」「どう変えていけばいいのか」**を一緒に整理していきましょう。
よろしければ、まずは無料メール相談から今の状況を書いてみてください。
そこから、8回のプログラムが本当に必要かどうかも含めて、一緒に判断していければと思います。
プログラムの説明など詳細はこちら

