大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波) 不登校専門カウンセラーの石田美咲紀です。
まず、不登校は誰のせいでもありません。
様々な要因が合わさって学校を行かない選択をしたということです。
ご家庭、親の責任の場合もありますが、そうでないことも多くあります。
そして、不登校は学校だけの責任でもありません。
令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果によると、学校内でスクールカウンセラー、相談員等に相談できた不登校の子どもは33.3%で、3人に1人という状態です。
全体として11万人以上の数の子どもたちが家庭内のケアのみに頼っており、保護者の負担が高くなっている結果が読み取れます。
ワイズカウンセリングでは不登校は意思疎通の方法の改善をすることで、解決できるという前提でお話しています。
他者に上手に頼る方法を一緒にワイズカウンセリングでは考えていきます。
頼るのが苦手だと社会に出てから苦しい思いをしてしまうので早い段階でその習慣づけができればよいですね。
フリースクールに通わせることも、家庭でお子様を一人残すことができず仕事に支障がでてしまうことも含めてご家族の負担はとても重いものとなっていると思われます。
さらに、不登校傾向は不登校の3倍と言われており、許されるなら不登校の選択を取りたいというお子様も中にはいます。
家族が自己犠牲しない大切さ
ご家族の方には、ぜひ自分の時間を大切にして頂きたいです。
カウンセリングで相談したい内容はお子様の状態に関しての心配事だと思います。
しかし、不登校になって変化した家庭の状態の中でも自分がしたいことを優先することを勧めています。
重たい空気を変えることができるのは本人よりご家族のほうがしやすいです。
何もかもネガティブになっているお子さんの雰囲気に家族全体が飲まれてしまうのではなく、できるだけ自分の時間を大切にしながら無理せずにいられる空間に家庭を戻していくことを目指していきます。
お子様のことでしんどい気持ちになった時、ご家族ができること
1.短時間でもリラックスする
家を少し出て新鮮な空気の温度を感じながら鼻から4秒吸い、3秒息を止めて浄化した空気を鼻から出すというイメージを持ちながら呼吸することも気持ちをリフレッシュさせるために効果があります。
リフレッシュの時間を作ることで心が落ち着きストレスを軽減する事ができます。
その他、今話題のマインドフルネスの考えもこの呼吸法で、呼吸そのものに集中しながら行うことで、短時間でストレス発散ができます。
2.趣味や興味にも時間を割いてみる
一度、家庭が変わってしまった状況ですが、家庭を修復するというのはご自身の状態を戻していくことでもあります。
今一度、100%でなくてもご自身の趣味や興味に触れる時間を作って下さい。
不登校はご家庭の負担が大きくかかることが数字でも示されています。
ぜひワイズカウンセリングでも、学校でも、市の相談所でもいいのでご家庭のことだからこそ誰かに頼る選択をとってみてください。
まず、「こんな相談でいいのかな?」と迷う場合、LINEでお問い合わせだけでもいただければ直接カウンセラーがお答えします。
こんな相談でもいいのかなど気になることは、LINE宛に気軽にお知らせください。
カウンセラーが直接お答えします。

専門:不登校児童、家族のメンタルケア・家族関係修復
学内ケース、学外実習、放課後デイサービスのアルバイト、家庭教師などを経験し、子どもたちの側で、そして、親御さんとも連携し不登校を解決してきました。
育った世代が近いからこそ、お子様と打ち解けてお話をして、最良な方法を提案しますね。