Recently updated on 5月 7th, 2022
~ ポエム 道端のタンポポ ~
通勤途中の道端に
ポツンと咲いてる タンポポを見た
誰に頼まれた訳でもなく
誰が種を蒔いた訳でもなく
誰に見て欲しい訳でもなく
ただ ポツンと咲いている
それでも タンポポは
隣の家の庭で大切に 育てられた
バラやチューリップのように
見てる私を 微笑に変える
なんだか こんな声が 聞こえてくる
『神様が与えてくれる
太陽の光と恵みの雨
これだけあれば 充分なの
私はこれで 充分なの・・・ 』
私は そんなタンポポに
『私もね 今のままで きっと
充分なんだけれどもね・・・ 』 と
ボソッと返事をしてから
急いで駅へと歩いていった