会社組織のタテとヨコ

新卒の皆さんもそろそろ自分の部や課に慣れてきたでしょうか?
今日は、会社組織におけるタテの関係、ヨコの関係についてお話します。

目次

タテの関係

皆さんご存知の通り、会社組織でタテといえば、役職等の序列で、社長をトップとしたタテの線です。
「トップダウン」という言葉があるように、命令系統もこのタテの流れで行われます。
逆に言えば、「責任」もこの系統を下から上に上っていくわけです。

ヨコの関係

ヨコの線とは、部署同士の関係を言います。

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よく言われるのが、「直接部門」と「間接部門」という識別があります。「直接部門」とは、業務が直接利益に結びつく部門で、製造、開発、営業、販売などの部署を指します。
また、「間接部門」は逆に、直接利益には結びつかず、直接部門の業務を支援する部門で、総務、経理、人事、情報システムなどの部署を指します。

巷でよく聞く話では、直接部門が間接部門を「食わせてやってる」などと威張っているという話。
しかし、本来1人でやることを分業しているだけなので、どちらが「エラくて」どちらが「エラくない」というのはありません。

タテとヨコのコミュニケーション

一般的に「働きやすい会社」では、「業績が良い」という傾向があります。
皆さんにとって「働きやすい」ことが、自分にとってメリットがあるのはイメージしやすいでしょう。
しかし、「業績が良い」ということが直接自分に関わらないと思ったら大間違いです。
なぜなら、「業績が良い」ということは、「つぶれない」ということで、つまり、皆さんにとって安定的に収入が入ることを意味するのですから。(リストラ然り)

さて、働きやすく業績の良い会社では、何が違うのかご存知でしょうか?

実は、「社内コミュニケーション」の差なのです。

つまり、社内での自由で闊達な、且つ透明度の高い迅速な情報の流通、ということです。
これは、二度手間三度手間を防ぐというような「効率」だけの話ではなく、「モチベーション」や「迅速な意思決定」にも関わるのです。

上から下への、下から上への、さらにヨコ同士の自由自在なコミュニケーションが、会社の業績を左右している、ということを、皆さんも是非意識してみてください。

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