カウンセリングの効果

Recently updated on 4月 22nd, 2022

カウンセリングとは「自分を語る場所」です。もちろんですが、人生の主人公は「自分」なわけであって、その「自分」がうまく機能しない、不具合を感じているときに、助けとなるものです。
カウンセリングの意義や効果については諸説ありますが、ここでは私なりの意義・効果を狭義ながらお話したいと思います。

皆さん、意外に思うかもしれませんが、「自分」のことって「自分」で分かっていないことが多いのです。
「自分のことは自分がよく分かっているよ!」という方もいらっしゃると思います。
しかし、様々な環境・状況下では、その作用により「自分に嘘をついていたり」「自分を飾っていたり」「自分を抑えていたり」することもあります。

それが「本当の自分」だと思うので、心に矛盾がおこるのですね。

カウンセリングでわかること

カウンセリングでは、日常では決して味わえない「自分」を味わうことができます。
なぜなら、そこには自分しかいませんし、全部自分のことだけなのです、いわば、非日常的な空間なのです。
「本当の自分はどんな人なのか?」
「自分は本当はどうしたいのか?」
「本当は何が言いたいのか?」
それがカウンセリングを通して見えてきます。

そして、日常の生活とすり合わせしてゆく・・・
このことにより、心の矛盾を自分なりに理解してすごしてゆけるのです。
ネクタイが曲がっている、寝癖がついている・・・なんてことは鏡を見ると気づくことができますし、それを直すこともできます。
しかし、心の不調は鏡で確認することができません。

カウンセリングとは、「心を鏡に写す」こと。
そして、カウンセラーは「心の鏡」です。
カウンセリングの意義・効果とは、心の不調に気づき、「本当の自分」を見つめなおすことによって、日常の生活を無理なく送ることができるようになる・・・といったところでしょう。

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