「元気?元気じゃないの、どっち」それって新型うつ病かも

Recently updated on 5月 7th, 2022

ある時は元気、ある時(嫌な話)には気分が落ち込んでしまう。
甘えて見えたり、サボっているように誤解される苦しい病気です。

こんなことが気になりませんか?

これらが非定型うつ病の症状です。

・なぜか同じミスを繰り返してしまう
・嫌なことになると過剰に落ち込んで、その他のことでは元気
仕事になると億劫になってしまううつ症状が出る
・小さなことでやけに深刻に悩んでしまう
・食欲が以前と比べて異常なほどになり、何時間寝ても眠気がする
・夜になるとやけに悲しい気持になって、理由もなく泣いてしまう

新型うつ病(非定型うつ病)はどうしてなるの?

遺伝子、性格、育ってきた環境などの引き金がストレスをきっかけに引かれるようなイメージです。
人の目を気にする、自己主張が得意ではない、つい自分の意思を犠牲にしてしまうなどの性格だとなりやすいと言われています。

若い女性がかかりやすく、パニック障害に同時にかかっていることも多いです。

カウンセリングでどうやって治すの?

投薬は有効ではなく、精神を安定させるお薬にとどまります。
状況によっては有効な薬もありますが、新型うつ病(非定型うつ病)そのものに効くものではありません。
放置すると、病状が悪化することも多く、気づいたときに治療を開始することが大切です。
症状を見ると、些細なことでイライラする、神経過敏などが見られます。

これには認知行動療法を利用します。
考え方の歪みを歯の矯正のようにじっくりと直していきます。
根拠が無いのに悲観的に物事を捉えているのであれば、あまり考えないようにしたり、前向きに捉えてみることです。

矯正された状態で考える習慣を付けていけばそのうち歪みのない考えになります。
人から理解されにくいという病気で苦しいと思います。
1人で抱え込まず、ご相談ください。

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