セックス依存症〜パートナーとしての注意点3つ〜

Recently updated on 4月 4th, 2024

セックス依存症・性依存症は本人も不本意な形の場合が多いですが、配偶者や恋人の方も大きな心の傷を負うことがあります。
そうした中で今回はセックス依存症の克服・改善方法の説明を少し、セックス依存症の方のパートナーの方がどう考えていくと良いかを書きますね。
セックス依存症は男性がなるイメージですが、女性でもいます。

大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波)ではカウンセラーの松原がセックス依存(ギャンブル依存・恋愛依存・アルコール依存など各種依存症)の克服・改善、自信喪失からの回復を専門にしており、多くの方がお越しです。
依存症の克服を論理的な手法で行っていますが、パートナーの方の力も借りて進めていく方が改善は早いです。
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東京新宿でも毎月行っています。(詳しくはこちら

とにかく問い詰めない

多いのがついセックス依存の当事者を責めてしまうことや理由を聞いてしまうこと。
問い詰めることが追い詰めることになります。

理由を当然聞きたいと思います。
パートナーからすると被害者という感覚になりますし、わけわからず混乱していますから当然ですね。
ですが、実は当人も答えようがありません。

・私(僕)に魅力がないから?
・自分とはできないのになんで他の人とできるの?(セックスレスとセックス依存の併発の場合)
・理解不能、なんでそんなことするの?
・好きって言ってたのに嘘?何?
など色々な感情が湧いてくると思います。

当人も「ごめん」としか言えなかったり、「(あなたのことが)好きなんだけど、でもわからなくて」などしか回答できないかと思います。
本当にわからないから回答ができないのです。

不誠実とか色々な気持ちは出てくるでしょうが、一旦
「どうしようもない」
「わからない」
「会話しても辛いだけ」
などと考えるようにしておさめて下さい。
変な話ですが、当事者を加害者と白黒で見ないように気をつけてください。

縛りすぎない

つい不安になって行動を監視したり、外出禁止など強く縛ってしまうことがあります。
この方法だと後述しますが、ストレスがたまり、一緒にパートナーとやっていくという気持ちを減退させてしまうこともあります。
別れを望んでいないからこそなんとかしようとしているわけですから、無理強いしないようにしましょう。

当事者の方も疑われないようにはする努力はできますのでそれくらいで。
仕事で帰りが遅いならその連絡をきちんとする、携帯カメラであればどこで何時に写真を撮影したのかわかるので、その写真を送るなどできるかと。
パートナーの方もコンビニに行く、近くで食事するなどは容認する気持ちでいてください。
当事者にストレスを与えすぎるとどうでもいいという感情になり、破局になることもあります。

当事者同士で深く話しすぎない

話すとわからなかったり、つい責めてしまうこともあり、どうしてもしんどくなりやすいです。
単純に「どうして?」と聞きたいだけですが、言われた側はその「どうして?」が攻撃に感じます。
抱え込むのがしんどいけれど、周りの人に愚痴も話せませんね。

原因を本人に考えて欲しいと伝えたところで本当に難しいです。
仮に見つかってもどうすればいい?が出てこないです、そして、またお互いしんどくなります。

原因は過去の家庭環境、恋愛などに原因があることも多いです。
また、ギャンブル依存症やアルコール依存症のように突然、快感と感じてスイッチが入ることもあります。
この場合の快感は、性的な快感の場合もあれば、「自分自身を受け入れてもらえた」など安心感の快感など種類もいくつかあります。

原因によって対処法も全く違います。
依存症は精神論で克服・改善できず、プロの手法がないと困難です。
薬で治すなども理屈上できません、あるとすれば興奮しないように抑えるなどですが、根本解決を先送りする形で望ましくないです。
※一般カウンセラーで時々ある医療の否定の意味ではなく、理屈上この件は医療の案件ではないと考えています。

カウンセリングで改善できること

大阪ワイズカウンセリング(梅田・難波)では依存症の克服・改善専門の松原が担当します。
まず、当事者向けには安心感や今の自分への満足度を上げることでセックスに依存しなくても困らない自分づくりで解消します。

何かが満たされていない、あるいは、もっと満足したい、このいずれかで行っている場合が多く、一旦その仮説で改善を進めます。
仮に仮説通りでなくても自身の生活での満足度や充実度を上げることは意味があることなので、その状態で改善できていないなら違う方法を試すのみです。(多くはこれで改善できています)

改善がおおよそできても完全によくなるには半年は要します。
これは自分の状況を充実していると認めるまでの時間や慣れの時間が必要だからです。
毎週カウンセリングに来てください、という趣旨ではありませんのでご安心ください。

基本的に当事者の方の改善がメインですが、パートナーの方にもストレスケアや細かい注意事項も説明するため、初期に1度はお越しいただくことを推奨しています。
お互い関係を維持していきたい意思があれば、一緒になって改善していくことができます。
苦しいことが多いですが、少しでも苦しくない状態で一緒に向き合っていきましょうね。

当事者の方の改善後、パートナーの方がどうしても相手を信用できず苦しむことが多いので、都度カウンセリングが必要になることもあります。
やった証拠はあれど、やっていない証拠というのは出せないため、このことで苦しむことが多いです。

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